アクアリウムのカテゴリ記事一覧

ブログ/アクアリウム/役立つ情報を発信

カテゴリ:アクアリウム

  • 2023/06/08海水魚とサンゴ

    海水水槽で使用する水質測定キットについて、必要性と効果を紹介します。初心者の人は、失敗しないためにも用意しておくべきです。水質測定キットの効果飼育水の状態が細かくわかる水替えのタイミングがわかるろ過が機能しているかチェックできるとくに立ち上げ初期はバクテリアも少ないので、魚には危険な環境となります。数日おきに水質を測定すると、水が汚れすぎる前に換水ができます。魚が死んだ場合立ち上げ初期のパイロット...

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  • 2023/06/06海水魚とサンゴ

    海水水槽で使用するバクテリア剤について、必要性と効果を紹介します。個人的には、バクテリア剤はなくても水槽は立ち上がります。バクテリア剤の効果すぐにバクテリアが増える硝化バクテリアを活性させる水質安定・水の透明度も上がる短時間で水質を一時的に安定させることができます。でも立ち上げ後すぐに魚を入れすぎると、水質が悪化するので注意!。結局は水質が落ち着くまで数週間はかかるので、一時的なものとして使おう。...

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  • 2023/06/04海水魚とサンゴ

    海水水槽の照明(点灯)時間について、何時間がオススメなの?。少し長めの時間点灯しよう。照明時間について海水水槽の照明時間は、10~12時間がオススメです。(朝)起きたら点灯、(夜)寝る前に消灯。自分の生活リズムで管理すると、魚もそれに合わせてくれます。鑑賞するときだけ点灯するとかは最悪だよ…。スズメダイも色褪せするよ。海水魚と太陽光海で暮らす海水魚は、強烈な太陽光を浴びながら生活してます。カラフルな体...

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  • 2023/06/02海水魚とサンゴ

    海水水槽の茶ゴケ対策について、掃除が簡単になる方法を紹介します。茶ゴケって汚らしいし綺麗に掃除したいね。茶ゴケ対策茶ゴケを食べる生物を入れるRO水で海水を作る殺菌灯を使用する照明時間を短くする茶ゴケを食べてくれる貝を入れるのが簡単です。他は茶ゴケには効果が薄いか、デメリットがあるので注意してください。ガラス面の茶ゴケ対策ガラス面の茶ゴケ対策は、『シッタカ貝』『コイソ貝』が一番です。小型水槽なら、極小...

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  • 2023/05/30海水魚とサンゴ

    海水魚の水替え方法と、失敗しないように水替えのコツを紹介します。海の生物はデリケートなので、水替えは丁寧にしよう。(普通の水道水で海水を作る場合。)水替え方法・海水の作り方バケツに水温を合わせた水を入れる塩素中和剤を入れる人工海水の素を入れて混ぜる比重をチェック(1.020~が目安)作った海水にエアレーションをする水槽に人工海水の素を直接入れるのは絶対にダメ!。比重は少し薄め水替え用の海水の比重は、少...

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  • 2023/05/28海水魚とサンゴ

    海水魚の餌やりのコツと、オススメの人工飼料を紹介します。小型水槽でシンプルな設備で飼育するなら、失敗しないためにも読んでください。海水魚・餌やりのコツ餌やりは朝夕の2回(立ち上げ初期は1回)すぐに食べきれる量を与える水を汚しにくい人工飼料がメインこれが海水魚の餌やりで大切なことです。ついでに餌食いを見ながら、魚の状態もチェックしてあげよう。餌やりの回数と量基本的に朝夕の2回、すぐに食べきれる量を与...

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  • 2023/05/26海水魚とサンゴ

    海水魚水槽のパイロットフィッシュについて、小型水槽向けに紹介します。パイロットフィッシュとは、水槽を立ち上げたときに最初に入れる魚のことです。パイロットフィッシュの条件基本的に丈夫餌付けが簡単(人工飼料を食べる)価格が安い色がカラフル小型魚(購入するなら幼魚2cm以下)この条件に当てはまる魚は、スズメダイの仲間になります。ルリスズメダイとか、海水魚を取り扱ってるショップならどこでも売ってるはず。シリ...

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  • 2023/05/24海水魚とサンゴ

    海水魚水槽を立ち上げるまでの手順を紹介します。小型水槽でシンプルに飼育する初心者向け、最低限の知識だけは覚えておこう。海水魚飼育に必要な機材と用品はこちら海水魚水槽・立ち上げ手順水槽を設置して水を入れる塩素中和剤を入れる人工海水の素を入れる水を混ぜて比重を計るフィルターの設置・作動ヒーターの設置・作動水温計の設置サンゴ岩・人工ライブロックを入れるライト・ガラス蓋などの設置機材のチェック・完成簡単に...

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  • 2023/05/22海水魚とサンゴ

    小型水槽で海水魚の飼育を始める人向け、飼育に必要な機材と用品を紹介します。これさえ知っておけば、無駄なアクア用品を購入しなくて済みます。海水魚の飼育に必要なもの水槽(30cmキューブがオススメ)照明(ブルー系)外掛け式フィルターろ材(純正マット・サンゴ砂・殺菌マット)オートヒーター水温計塩素中和剤人工海水の素比重計サンゴ岩・ライブロック(レプリカ)海水魚飼育に必要な最低限のものを紹介、これだけ揃える必...

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  • 2023/05/20アクアリウム

    オールインワン水槽(一体型)について、この水槽のデメリットを紹介します。初心者の人が購入を考えてるなら、扱いが難しいので注意してください。(海水魚用の高価な一体型水槽は除く)(昔のニッソーのルームメイト902なども省く)オールインワン水槽のデメリットろ過能力が低い水流が強い(水槽による)メンテナンス・掃除がしにくいライトの光量と質が悪いライトが取り外せない場合もある(水槽による)水槽にもよるけど、安...

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【海水魚】水質測定キットは必要なの?

海水水槽で使用する水質測定キットについて、必要性と効果を紹介します。

初心者の人は、失敗しないためにも用意しておくべきです。

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水質測定キットの効果


  • 飼育水の状態が細かくわかる

  • 水替えのタイミングがわかる

  • ろ過が機能しているかチェックできる


とくに立ち上げ初期はバクテリアも少ないので、魚には危険な環境となります。

数日おきに水質を測定すると、水が汚れすぎる前に換水ができます。



魚が死んだ場合


立ち上げ初期のパイロットフィッシュが死んだ場合は、新しく魚を入れる前に水質を測定しよう。

バクテリアも少ないので、水が汚れすぎて亜硝酸(硝酸塩)の濃度が高くなりすぎたのが原因かもしれません。

生物ろ過が機能してない可能性もあるので、最悪は水槽のリセットになるかも…。

海水魚はデリケートなので、水質関係なく死んじゃう場合もあります。

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初心者の人は必要


初心者の人は、念のために水質測定キットを用意しておこう。

セラリンレベルまで修行すれば、水質キットなんか使わずに魚と水の状態だけで危険度がわかるよ!。(本当だよ)



テトラのテスト 5in1 マリンがオススメ


水に入れるだけで簡単に測定できるタイプが便利です。

ペーハー、炭酸塩硬度、カルシウム、亜鉛酸塩、硝酸塩の5つを測定できるテトラの測定キットがオススメ!。

いろんなメーカーがあるので、使いやすくて信頼できる製品を選ぼう。

間違って淡水用を買わないように注意しよう。
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【海水魚】バクテリア剤は必要?答えはいらない

海水水槽で使用するバクテリア剤について、必要性と効果を紹介します。

個人的には、バクテリア剤はなくても水槽は立ち上がります。

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バクテリア剤の効果


  • すぐにバクテリアが増える

  • 硝化バクテリアを活性させる

  • 水質安定・水の透明度も上がる


短時間で水質を一時的に安定させることができます。

でも立ち上げ後すぐに魚を入れすぎると、水質が悪化するので注意!。

結局は水質が落ち着くまで数週間はかかるので、一時的なものとして使おう。

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バクテリア剤のデメリット


  • 価格が高い

  • すぐに立ち上げが終わるわけではない


財布と相談して購入してください。

パイロットフィッシュを飼育しながらゆっくり立ち上げるなら、バクテリア剤は必要ありません。

こういうのに頼りすぎるのもよくないよ!。



バイコムがオススメ


セラリンが使用していたのがバイコムです。

海水水槽の大掃除後(大量換水・ろ材全交換など)に適量を入れてました。

テスターで水質を測定しなかったので、効果があるかわかりません。

でも魚と貝は死にませんでした。

バクテリア剤を購入するなら、淡水・海水用を間違えないように注意してください。
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【海水魚】照明時間は12時間がオススメ!

海水水槽の照明(点灯)時間について、何時間がオススメなの?。

少し長めの時間点灯しよう。

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照明時間について


海水水槽の照明時間は、10~12時間がオススメです。

(朝)起きたら点灯、(夜)寝る前に消灯。

自分の生活リズムで管理すると、魚もそれに合わせてくれます。

鑑賞するときだけ点灯するとかは最悪だよ…。



スズメダイも色褪せするよ。

海水魚と太陽光


海で暮らす海水魚は、強烈な太陽光を浴びながら生活してます。

カラフルな体色を維持するのに欠かせない要素で、後は上質な餌や水質も重要なんです。

太陽光と水槽の照明では光量や質も段違い!。

水槽飼育では少しでも上質な光を長い時間点灯してあげてください。



オススメの照明


海水魚やサンゴを飼育するなら、ブルー系のライトがオススメです。

価格も少し高めで、性能の良い照明を購入しよう。

金魚やメダカを飼育するなら格安の照明で十分なんだけど…。

海水水槽なら照明にはこだわるべきです!。
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【海水魚】海水水槽の茶ゴケ対策!

海水水槽の茶ゴケ対策について、掃除が簡単になる方法を紹介します。

茶ゴケって汚らしいし綺麗に掃除したいね。

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茶ゴケ対策


  • 茶ゴケを食べる生物を入れる

  • RO水で海水を作る

  • 殺菌灯を使用する

  • 照明時間を短くする


茶ゴケを食べてくれる貝を入れるのが簡単です。

他は茶ゴケには効果が薄いか、デメリットがあるので注意してください。



ガラス面の茶ゴケ対策


ガラス面の茶ゴケ対策は、『シッタカ貝』『コイソ貝』が一番です。

小型水槽なら、極小サイズのチビ貝を1匹だけ入れてください。

水流が強くてひっくり返ったら、自力で起き上がれないので助けてあげてね。

貝が動かなくなって死んでしまったら、水を汚すのですぐに取り除こう。



底砂の茶ゴケ対策


底砂の茶ゴケ対策は、『マガキ貝』が一番です。

欠点は見た目が気持ち悪いこと!、貝には悪いけど水槽に入れたくない!。

セラリンが海水水槽で底砂を敷きたくない理由がこれ。

他の貝や小型ヤドカリもいるけど、そこまで底砂の茶ゴケ掃除には期待できません。



RO水の使用


RO水を用意できるなら、この水を使って人工海水の素(RO水専用)を使おう。

コケの原因になる不純物が混ざってない、最高の海水が完成します。

観賞魚用の浄水器は高いからね…。



殺菌灯の使用


殺菌灯は、魚の病気に関する細菌などを殺すことができます。

病気の治療はできないけど、予防や病気の抑制はできるので便利な機材です。

コケの胞子も死滅させられるけど、効果が薄いので茶ゴケ対策には期待できません。

それに高価だし小型水槽だと目立つからね…。

照明時間を短くする


照明時間を短くすると、茶ゴケの発生は少しだけ抑えられます。

でも魚の調子が悪くなったり、色褪せの原因にもなるので絶対にやめよう。

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貝にまかせて残りは自分で


セラリンの茶ゴケ対策は、ガラス面やサンゴ岩はシッタカ貝にまかせてます。

残りの貝が食べ忘れたとこだけ、自分でコケ取りクロスで掃除します。



この水作のコケクロスがオススメ、まぁまぁ使いやすかったよ。

コケ取りのタイミングは水替えをするときです。

取り除いたコケが水中で散らばらないように注意しよう。

コケ取り貝と一緒に、茶ゴケ掃除を頑張ろう!。
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【海水魚】失敗しない水替え方法とコツを紹介

海水魚の水替え方法と、失敗しないように水替えのコツを紹介します。

海の生物はデリケートなので、水替えは丁寧にしよう。

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(普通の水道水で海水を作る場合。)

水替え方法・海水の作り方


  • バケツに水温を合わせた水を入れる

  • 塩素中和剤を入れる

  • 人工海水の素を入れて混ぜる

  • 比重をチェック(1.020~が目安)

  • 作った海水にエアレーションをする


水槽に人工海水の素を直接入れるのは絶対にダメ!。

比重は少し薄め


水替え用の海水の比重は、少しだけ薄めにしておこう。

塩が完全に溶けきったら、塩を入れて混ぜたときより比重は少し高くなります。

海水をエアレーションする


作ったバケツの海水は、エアーポンプでブクブクさせておこう。

目安は3時間、海水に大量の酸素が溶け込み、塩も溶けて水が透明になります。

海水を作ってすぐに水替えすると、なんか水が濁ったようになるから…。

水替えをする数時間前から、海水を作るのがポイントです。

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(水替えの頻度と量は、水槽サイズ・魚の数・ろ過システムで違う。)

水替え方法


  • 1~2週間に1回、水替えの量は1/3

  • 水替えホースで水槽のゴミを吸い出す

  • 作った海水をゆっくり入れる


ろ材の交換と水替えを同時にすると、バクテリアが少なくなるので注意!。

水槽のコケが気になるなら、コケ掃除をしてから水を替えよう。



水替えホース


いろんなメーカーがあるけど、水作のプロホースがオススメです。

水槽の高さに合わせて各サイズを購入してください。



エアーポンプ


いろんなメーカーがあるけど、水作の水心(SSPP−3S)がオススメです。

作動音は普通、エアを最小にすると静かになるけど、パワーが落ちるのが残念かな。

エアーポンプは便利なので1台は購入しておこう。

あと緊急時(停電)のときのために、釣りで使う電池式のエアーポンプもほしいかな。

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海水魚の水替えは面倒!


海水魚の水替えは、海水を作るので淡水魚よりも面倒なんだよ…。

水替え後に魚が調子を崩したら大変なので、慎重に水替え・掃除をしよう。

もし水替え中に海水をこぼしたら綺麗に拭き取ること。

金属が錆びたりしたら大変だからね。
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【海水魚】餌やりのコツ!オススメの人工飼料

海水魚の餌やりのコツと、オススメの人工飼料を紹介します。

小型水槽でシンプルな設備で飼育するなら、失敗しないためにも読んでください。

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海水魚・餌やりのコツ


  • 餌やりは朝夕の2回(立ち上げ初期は1回)

  • すぐに食べきれる量を与える

  • 水を汚しにくい人工飼料がメイン


これが海水魚の餌やりで大切なことです。

ついでに餌食いを見ながら、魚の状態もチェックしてあげよう。

餌やりの回数と量


基本的に朝夕の2回、すぐに食べきれる量を与えてください。

食べ残しはスポイトで取り除こう。

立ち上げ初期は水が汚れすぎないように、1回だけにして様子を見よう。

飼育してる魚のサイズと数で調整してください。

冷凍餌・生餌は要注意!


冷凍餌・生餌』などは、とにかく水を汚すので小型水槽ではオススメしません。

餌付けの難しい魚を飼育するなら、最後の手段として使わないといけないけど…。

初心者の人は、人工飼料を食べてくれる餌付けが簡単な魚を飼育しよう。

チョウチョウウオとか難しいからね!。



人工餌はメガバイトが最強!、いろんな種類があるよ。

オススメの人工飼料


いろんなメーカーがあるけど、キョーリンのメガバイトがオススメです。

魚の食いつきも良く、そこまで水も汚しません。

スプーンで与えるだけなので、とにかく人工飼料は楽なのがいい!。



メガバイトシリーズは数種類あるので、魚に合わせてあげてください。

基本的にレッドを購入して、後はグリーンなど植物食性や海藻成分を含んだ餌を、植物質が好む魚に与えよう。

2種類の餌をバランス良く与えるのがポイント。

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餌やりで人になつかせよう


最後に、魚を人になつかせるコツを紹介します。

まず始めに餌付けをして、餌を食べる状態にしてから。

餌の袋(缶)を手に持って、水槽の前で魚に見せびらかします。

魚が寄ってきたときに、餌を少しづつ与えてください。

なついたら手からも餌を食べるようになるので、とっても可愛いです。
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【海水魚】パイロットフィッシュにオススメな魚はどれ?

海水魚水槽のパイロットフィッシュについて、小型水槽向けに紹介します。

パイロットフィッシュとは、水槽を立ち上げたときに最初に入れる魚のことです。

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パイロットフィッシュの条件


  • 基本的に丈夫

  • 餌付けが簡単(人工飼料を食べる)

  • 価格が安い

  • 色がカラフル

  • 小型魚(購入するなら幼魚2cm以下)


この条件に当てはまる魚は、スズメダイの仲間になります。

ルリスズメダイとか、海水魚を取り扱ってるショップならどこでも売ってるはず。



シリキルリスズメダイ


セラリンは、シリキルリスズメダイをオススメします。

スズメダイの中でも小型、体のブルーと尾びれのイエローが美しいスズメダイです。

水槽に複数匹入れると喧嘩するので、必ずチビちゃんを1匹だけ入れよう。

パイロットフィッシュの役目が終わっても、水槽を飾る美しい脇役(残飯処理係)として活躍してくれます。

購入する場合の注意点


  • 2cmまでの幼魚サイズ

  • 元気に泳いでる・体表に傷はない


通販で購入する場合


通販で購入するならサイズ指定ができないことが多いので注意!。

例えば、「お送りする個体は2~5cm」の場合なら

可愛いチビちゃんと成長したフルサイズの差があります。

小さくて元気な個体ならいいけど、できれば自分の目で見てから購入したいね。



カクレクマノミを飼育する場合


カクレクマノミを飼育したくて水槽をセットするなら、最初に入れても大丈夫です。

もちろん幼魚サイズのチビちゃん1匹だけ。

先にスズメダイ、後からクマノミなら喧嘩ばっかりするかもしれないので…。

メインの魚によっては、それをパイロットフィッシュにすることもできます。

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最初の魚選びは重要!


最初に入れる魚は、後から追加する魚のことも考えて選ぼう。

海水魚はデリケートなので、選択を間違うと飼育に失敗してしまう可能性が高いです。

バクテリアを増やしながら飼育に慣れるまで、チビスズメダイ1匹だけで頑張ろう!。

4週間くらい飼育してから、メインの魚を水槽に入れよう。

のんびり飼育するのが一番安全だよ。
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初心者向け!海水魚水槽を立ち上げるまでの手順を紹介

海水魚水槽を立ち上げるまでの手順を紹介します。

小型水槽でシンプルに飼育する初心者向け、最低限の知識だけは覚えておこう。

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海水魚飼育に必要な機材と用品はこちら

海水魚水槽・立ち上げ手順


  • 水槽を設置して水を入れる

  • 塩素中和剤を入れる

  • 人工海水の素を入れる

  • 水を混ぜて比重を計る

  • フィルターの設置・作動

  • ヒーターの設置・作動

  • 水温計の設置

  • サンゴ岩・人工ライブロックを入れる

  • ライト・ガラス蓋などの設置

  • 機材のチェック・完成


簡単に立ち上げ手順を紹介すると、こんな感じになります。

それでは詳しく解説します。

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水槽を設置


水槽の設置場所はちゃんと決めておこう。

水替えのときに海水をこぼすかもしれないので、電化製品の近くは避けるべきです。

海水を作る


水槽に水を入れてから、塩素中和剤と人工海水の素を入れます。

水温24度前後で、比重1.0211.024にする。

  • 生体が入ってる水槽に、人工海水の素を直接入れるのは絶対にダメ!


フィルターの設置


フィルターを設置して作動させよう。

最初は水が濁ってるけど、フィルターを作動して次の日には透明になります。

ヒーターの設置


ヒーターを設置して、水温が24度前後になるように設定しよう。

水を入れて海水の素が溶けてから設置。(空焚きに注意!)

サンゴ岩などを入れる


水槽に魚の隠れ家を入れるなら、サンゴ岩や人工ライブロックがオススメです。

本物のライブロックは、海の生物がたくさん住み着いてます。

上質の物は高価で扱いも難しく、今回は使用しないことを前提に紹介してます。

機材の確認


ライトを設置したら点灯、全ての機材がちゃんと作動してるかを確認しよう。

(まだ水槽には生物がいないので、ライトは消すように…コケ対策)

問題がなければ、これで海水水槽のセッティング完了です。

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最初の魚を入れるまで


2日くらいで海水が透明になり『水温・比重・pH』も安定します。

次はパイロットフィッシュを1匹だけ水槽に入れてみよう。

淡水以上に海水魚はデリケートなので、最初は丈夫な魚を1匹だけで飼育します。

しばらくするとバクテリアも増えてきて、魚を飼育できる環境が整います。

最初の魚を水槽に放すときって、ドキドキワクワクするよね!。
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【小型水槽向け】海水魚飼育に必要な機材と用品を紹介!

小型水槽で海水魚の飼育を始める人向け、飼育に必要な機材と用品を紹介します。

これさえ知っておけば、無駄なアクア用品を購入しなくて済みます。

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海水魚の飼育に必要なもの


  • 水槽(30cmキューブがオススメ)

  • 照明(ブルー系)

  • 外掛け式フィルター

  • ろ材(純正マット・サンゴ砂・殺菌マット)

  • オートヒーター

  • 水温計

  • 塩素中和剤

  • 人工海水の素

  • 比重計

  • サンゴ岩・ライブロック(レプリカ)


海水魚飼育に必要な最低限のものを紹介、これだけ揃える必要があります。

あとは水替えのときに役立つ便利グッズもいるかな。

生体を購入したら餌も必要だよ。



水槽


小型水槽で飼育するなら、最低でも30cmキューブ水槽を用意しよう。

初心者の人でも扱いやすいオススメのサイズです。

少し価格は高いけど、クリアガラスの高品質の水槽もあります。



照明


海水魚の照明は、ブルー系のライトがオススメです。

青っぽいと海中って感じもするし、海水の黄ばみもごまかせます。

海水魚は色褪せしやすい魚もいるので、なるべく高品質の照明を用意しよう。



外掛け式フィルター


小型水槽で飼育するなら、外掛け式フィルターがオススメです。

水槽サイズに合わせて選んでください。

セラリンのオススメは、コトブキ工芸のプロフィットフィルターシリーズです。

ろ材ボックスも付属してカスタマイズも簡単、音も静かなほうです。



ろ材


外掛け式フィルターを使用するなら、純正マットと追加ろ材は必ず入れてください。

海水魚の追加ろ材は、安くて便利なサンゴ砂がオススメ。

サンゴ砂のサイズは少し大きめ。

病気対策に殺菌マットを入れるのも忘れずに!。(白点対策は必須!)



オートヒーター


自動で一定の温度にしてくれるオートヒーターが便利です。

できれば細かく温度調節ができる、サーモスタット・ヒーターのほうがオススメ。

小型水槽なら、メダカ用のオートヒーターでもいけます…。

ヒーターに水温を下げる機能はないので、夏場はエアコンで頑張れ!。



水温計


小型水槽ならオシャレなデザインの水温計を選ぼう。

セラリンはこれが好き♪。



塩素中和剤


普通の水道水を使うなら、塩素中和剤は必要です。

テトラのコントラコロラインは有名だよ。

人工海水の素に塩素中和剤が入ってるとしても、念のためにこれも使おう。



人工海水の素


普通の水道水を使うなら、インスタントオーシャン・プレミアムがオススメ。

これも有名、カクレクマノミが目印♪。

高品質で安全な人工海水です。



比重計


海水の比重を計るために必要です。

メーターのほうが比重も計りやすく見やすいです。



サンゴ岩・ライブロック(レプリカ)


魚を飼育するなら、落ち着かせるために隠れ家が必要です。

サンゴ岩やライブロック(レプリカ)を入れて隠れる場所を作ってあげよう。

本物のライブロックは取り扱いが難しく、初心者の人にはオススメしません。

これは他の記事で紹介します。

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全部でいくらするの?


海水魚の飼育を始めるなら、最低限これくらいは必要です。

全部で2万円から~。(チャーム・楽天市場店で計算)

さらにメンテナンス用品、生体と魚の餌も購入しないといけません。

結局は全て揃えて3万円ってとこです。

海水は淡水以上に費用も高くなってくるので、そこだけ注意してください。

えっ?、底砂を忘れてるって?、セラリンはベアタンク派なんだよ。
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オールインワン水槽のデメリット!初心者には扱いにくい理由

オールインワン水槽(一体型)について、この水槽のデメリットを紹介します。

初心者の人が購入を考えてるなら、扱いが難しいので注意してください。

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(海水魚用の高価な一体型水槽は除く)

(昔のニッソーのルームメイト902なども省く)

オールインワン水槽のデメリット


  • ろ過能力が低い

  • 水流が強い(水槽による)

  • メンテナンス・掃除がしにくい

  • ライトの光量と質が悪い

  • ライトが取り外せない場合もある(水槽による)


水槽にもよるけど、安価なオールインワン水槽はこんな感じで扱いにくいです。

上部式や外掛け式フィルターのほうが、ろ過能力もメンテもしやすいよ。



ろ過能力が低い


よくある「活性炭入りの純正マット」だけでは、ろ過能力が低すぎます。

改造必須!、空きスペースを探して追加ろ材を入れよう。

それでも生体は少なめにするべきです。

水流が強い!


とくに背面ろ過の水槽は、無駄に水流が強すぎます。

小型水槽で水量が少ないのに水流が強い!、これじゃ小魚が飼育できないよ!。

それなら海水魚にする?、いや…ろ過能力が低すぎるから無理だよ。

水流が苦手な魚を入れるなら、水流を弱める工夫が必要です。

メンテ・掃除がしにくい


背面ろ過・ライトがはずせない一体型の水槽は、掃除がメチャクチャしにくいです。

狭いとこには手が入らないし、ライトは邪魔になるしで面倒すぎます!。

背面ろ過の大掃除は水槽リセット必須!、水槽に汚れが舞い戻るから魚を入れた状態だと病気になるよ。

ライトの性能が低い


最初からセットされてるライトは、光量も低いし質も悪いです。

水草水槽には厳しいかもしれない…。

ライト部分が取り外せないと、他と交換もできないし、故障したら終わりです…。



ライトが取り外せない


ライトが取り外せない(水槽上部にカバーがある)一体型水槽があります。

ライトが壊れたり、他の照明に交換したくなったらどうするの?。

何度も言うけど、ライトは取り外せるのか確認してから購入するべきです。

水草水槽とかを始めたら、性能の良いライトに交換したくなるよ。

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安価なオールインワン水槽に注意!


オールインワン水槽は、デザインも良くオシャレなのが多いけど、性能は微妙なのが多いから注意しよう。

自分でカスタマイズができる中級者向けかな。

ヒーターとか背面に隠せたりできる水槽は好きだけど、後々メンテが大変だからね~。

アクア初心者の人は、小型水槽で飼育するなら、外掛け式フィルターから始めてみるのがオススメ。

何を飼育したいかなど、よく考えてからオールインワン水槽を購入しよう。
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