海水魚とサンゴのカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:海水魚とサンゴ

  • 2023/06/26海水魚とサンゴ

    オーバーフロー水槽を購入して大失敗した話を紹介します。セラリンが学生の頃の話、昔の嫌な思い出です。オーバーフロー水槽オーバーフロー水槽は、飼育水槽の下の段に、ろ過用の水槽を設置します。ろ過層も大きく水量も増えるので、海水魚の飼育にオススメです。設備が大掛かりになるので価格も高くなります。初心者がいきなり購入するのはやめよう。オーバーフロー水槽のメリットキャビネットの下の段に飼育機材を設置できるので...

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  • 2023/06/24海水魚とサンゴ

    海水魚の小型水槽には、底砂もライブロックもいらないんじゃないかな?。これはセラリンの個人的な意見です。小型水槽は水量が少ない!小型水槽は水量が少ないので、たくさん生物を入れる余裕はありません。メインは何を飼育するのか、これが重要です。それ以外の生物はクリーナーも含めて最小限だけ水槽に入れよう。これを決めておかないと、長期飼育できずに失敗する可能性が高くなります。余計な生物を入れないライブロックや底...

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  • 2023/06/22海水魚とサンゴ

    海水水槽に入れるライブロックについて、本当に必要なの?。シンプルな設備の小型水槽ほど、ライブロックは必要ないと考えます。ライブロックのデメリット(危険性)高品質のものは価格が高い質の悪いものは水質を悪くする危険な生物が隠れてる場合もある水槽に微生物が発生するなんか気持ち悪い…もちろんメリットもあるけど、それ以上に危険なこともあります。ライブロックの水質浄化機能なんて、小型水槽ならそこまで期待できま...

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  • 2023/06/20海水魚とサンゴ

    海水魚の飼育で、底砂の必要性とベアタンクのメリットを紹介します。海水魚メインならベアタンクのほうが楽だよ。底砂の必要性バクテリアによる水質の安定汚れが目立ちにくい砂に潜る生物の飼育レイアウトのため底砂を敷くと様々なメリットがあります。底砂のデメリット菌の温床になる場合がある茶ゴケで汚れる底砂(クリーナー生物)が必要掃除が面倒もちろん底砂を敷くとデメリットもあります。それが嫌なので、底砂を敷かないベ...

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  • 2023/06/18海水魚とサンゴ

    海水魚の淡水浴の方法と注意点を紹介します。手順を間違うと魚が死んじゃうので、間違えないように注意しよう。クマノミ「意味のない淡水浴はやめてぇ~。」淡水浴について海水魚の病気の治療・寄生虫の駆除ができます。淡水浴は魚にダメージがあるので注意!。ハナダイやベラは淡水浴に弱く、半海水くらいの濃度でするのが安全です。異常がない健康な魚に淡水浴をするのは、無駄なのでやめよう。淡水浴の方法プラケースに飼育水と...

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  • 2023/06/16海水魚とサンゴ

    海水魚の白点病について、簡単な予防と対策方法を紹介します。病気といえば大半が白点病なので、病気が発生する前に対策しておこう。白点病について魚の体に白い点が付き始めたら、白点病の初期症状です。白点の寄生虫が水槽内に増えてくるので、症状が酷くなる前になんとかしないと!。水槽全体に広がるので、白点を駆除して少なくしていくことを考えよう。白点病の予防・対策殺菌マットを入れる殺菌灯を使う治療はできないので注...

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  • 2023/06/14海水魚とサンゴ

    海水魚の混泳が上手くいかないときの対処法を紹介します。攻撃されてる魚を発見したら、すぐに対策をしないと大変なことになるかも!?。海水魚の縄張り争い基本的に海水魚は縄張り争いをします。同じ種類の魚や似たような魚と喧嘩するのは、海水魚にはよくあることです。小さな水槽では逃げ場もないので、弱い魚は集中的に攻撃されて弱ってしまいます…。そうなると病気になったり、最悪は死んでしまうので対策しよう。隔離ケース...

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  • 2023/06/12海水魚とサンゴ

    小型水槽では飼育が難しい、初心者にはオススメできない海水魚を紹介します。魚を新しく追加するなら参考にしてください。飼育の難しい海水魚・条件大型水槽が必要餌付けが難しい・冷凍餌がメイン病気になりやすい水質変化に弱い危険・噛みつく・毒があるなど無理に飼育しても、すぐに死んでしまったり、他の魚に被害が出たりすると大変!。小型水槽や安価な設備では、飼育しないほうが安全です。チョウチョウウオの仲間人気のチョ...

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  • 2023/06/10海水魚とサンゴ

    小型水槽でも飼育できる、初心者向けの海水魚を紹介します。魚を新しく追加するなら参考にしてください。初心者向けの海水魚・条件小型水槽で飼育できる餌付けが簡単・人工飼料を食べる基本的に丈夫害がない・噛みつく・毒があるなど価格が安い(3,000円以下)色がカラフルで綺麗初心者にオススメするなら、この条件を満たしている魚から選んでいきます。購入するなら幼魚サイズの元気なチビちゃんにしよう。シリキルリスズメダイ...

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  • 2023/06/08海水魚とサンゴ

    海水水槽で使用する水質測定キットについて、必要性と効果を紹介します。初心者の人は、失敗しないためにも用意しておくべきです。水質測定キットの効果飼育水の状態が細かくわかる水替えのタイミングがわかるろ過が機能しているかチェックできるとくに立ち上げ初期はバクテリアも少ないので、魚には危険な環境となります。数日おきに水質を測定すると、水が汚れすぎる前に換水ができます。魚が死んだ場合立ち上げ初期のパイロット...

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【海水魚】オーバーフロー水槽を購入して大失敗した話

オーバーフロー水槽を購入して大失敗した話を紹介します。

セラリンが学生の頃の話、昔の嫌な思い出です。

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オーバーフロー水槽


オーバーフロー水槽は、飼育水槽の下の段に、ろ過用の水槽を設置します。

ろ過層も大きく水量も増えるので、海水魚の飼育にオススメです。

設備が大掛かりになるので価格も高くなります。

初心者がいきなり購入するのはやめよう。



オーバーフロー水槽のメリット


キャビネットの下の段に飼育機材を設置できるので、デザイン性も抜群でインテリアにも最高です。(キャビネットは必ず扉付きを選ぼう)

ろ過層にポンプとヒーター、プロテインスキマーなども設置できるので、水槽内がスッキリします。

ろ材もたくさん入るし水量も増えるので、水質が安定しやすくなります。

配管を調節できるタイプなら、水替えも少しだけ楽です。

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オーバーフロー水槽の悪いとこ


  • 上から下に水の落ちる音がうるさい!

  • ポンプも大型になるのでうるさい!

  • 水量が増えるので水替えが大変!

  • オーバーフローパイプの掃除が大変!


外掛け・上部式フィルターと比べても、オーバーフロー水槽は何倍も音がうるさいです。

対策したとしても音はするので、購入するなら注意してください。

セラリンが昔に購入したマーフィードの水槽は、ポンプがレイシーでマジでメチャクチャうるさかったよ!。

数週間でキャビネット以外を大型ゴミに出して、上部式フィルターに戻しました。

本当に嫌な思い出だったなぁ。
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【海水魚】小型水槽には底砂もライブロックもいらない!

海水魚の小型水槽には、底砂もライブロックもいらないんじゃないかな?。

これはセラリンの個人的な意見です。

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小型水槽は水量が少ない!


小型水槽は水量が少ないので、たくさん生物を入れる余裕はありません。

メインは何を飼育するのか、これが重要です。

それ以外の生物はクリーナーも含めて最小限だけ水槽に入れよう。

これを決めておかないと、長期飼育できずに失敗する可能性が高くなります。



余計な生物を入れない


ライブロックや底砂を入れると、余計な生物まで水槽で飼育することになります。

気持ち悪い意味不明の生物がもぞもぞ出てくるかも…。

中には小魚を食べる危険な生物もいます。

底砂を敷くと茶ゴケですぐ汚くなるので、砂専用のクリーナーも必要です。



底砂を敷かないなら、クリーナーもガラス面のコケ取り貝だけでいけます。

底砂のコケ取り貝とかヤドカリ、これは余計な生物だね。

小型水槽は水量が少ないので、飼育する生物を増やしたくありません。

  • 小型水槽のクリーナーはコイソ貝1匹でいける




シンプルに飼育する


例えば、外掛け式フィルターだけで飼育する場合の話です。

設備がシンプルなほど管理も楽になります。

ライブロックや底砂を使わなければ、それだけトラブルも少なくなります。

余計な用品を購入しないので安上がりなのも嬉しいね。

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初心者はベアタンク


魚メインで飼育するなら、初心者から上級者までベアタンクがオススメです。

小細工をしないから飼育技術も上達します。

もしライブロックや底砂を入れて失敗した場合は、リセットしてベアタンクを試してみてください。

自分に合ってる飼育スタイルを見つけよう。
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【海水魚】本当にライブロックは必要なの?

海水水槽に入れるライブロックについて、本当に必要なの?。

シンプルな設備の小型水槽ほど、ライブロックは必要ないと考えます。

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ライブロックのデメリット(危険性)


  • 高品質のものは価格が高い

  • 質の悪いものは水質を悪くする

  • 危険な生物が隠れてる場合もある

  • 水槽に微生物が発生する

  • なんか気持ち悪い…


もちろんメリットもあるけど、それ以上に危険なこともあります。

ライブロックの水質浄化機能なんて、小型水槽ならそこまで期待できません。



ライブロックは価格が高い!


高品質のライブロックは、価格も高くなります。

石灰藻(紫色の藻は多いほうが良い)もたくさん付着してます。

キュアリング(余計な生物を取り除く作業)もされて少しは安全です。

60cm規格水槽でレイアウトするなら数万程度~、意外と岩だけでそこそこします。

水質の悪化


ライブロックの影響で、水質が悪化して水槽の魚が死ぬ可能性もあります。

とくに価格の安い低グレードのライブロックには注意しよう。

水質が悪くなったり、危険生物を水槽に持ち込んでしまう場合もあります。

高品質のライブロックでも、その危険性はあるけど…。

危険な生物


ライブロックには海の生物がたくさん住み着いてます。

キュアリングされてるなら大きな生物は取り除かれてるかもしれないけど…。

カニ・シャコ・ゴカイ、他にも不思議な海の仲間達が水槽にやってくるよ!。

気持ち悪い…


ライブロックって海の生物の玉手箱だからね。

部屋を真っ暗にして、2時間後くらいに懐中電灯で水槽を照らしてみよう。

変な生物たちが運動会してます。

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ライブロックは必要ない!


魚メインで飼育する人なら、とくにライブロックは必要ありません。

いろんな海の生物を水槽に持ち込むので、それらを一緒に飼育することになります。

とくに小型水槽なら、他の生物を入れる余裕はないはずだよ。

でも魚の隠れ家は必要だし…。



本物を使うよりも、ライブロックのレプリカがオススメです。

(セラリンが海水をしてた頃は、レプリカの白色もあって気に入ってました~。)

初心者の人は、『レプリカ・ライブロック』や『サンゴ岩』を使おう。

そのほうがトラブルも少ないです。
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【海水魚】底砂は必要?ベアタンクのメリットを紹介

海水魚の飼育で、底砂の必要性とベアタンクのメリットを紹介します。

海水魚メインならベアタンクのほうが楽だよ。

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底砂の必要性


  • バクテリアによる水質の安定

  • 汚れが目立ちにくい

  • 砂に潜る生物の飼育

  • レイアウトのため


底砂を敷くと様々なメリットがあります。



底砂のデメリット


  • 菌の温床になる場合がある

  • 茶ゴケで汚れる

  • 底砂(クリーナー生物)が必要

  • 掃除が面倒


もちろん底砂を敷くとデメリットもあります。

それが嫌なので、底砂を敷かないベアタンクでの飼育をオススメします。

菌の温床になる


底砂の中には、バクテリア以外にも病原菌がいっぱいなんです。

砂を巻き上げてしまうと、魚が白点病になる可能性もあります。

茶ゴケで汚れる


白くて綺麗なサンゴ砂も、すぐに茶ゴケで汚れてきます。

底砂の茶ゴケ対策は、底砂のクリーナー(生物)にまかせるのが楽です。



クリーナーの飼育


底砂掃除で役立つ『マガキ貝』は、見た目が気持ち悪いから苦手!。

小型水槽なら目立つし、余計な生物は飼育したくないよね…。

底砂を敷かないベアタンクなら、ガラス面のコケ取り貝だけで済みます。

底砂掃除は大変!


底砂の掃除は面倒で大変なんです。

ベアタンクの掃除は、底の汚れを吸い出しながら水を抜くだけなので簡単です。

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ベアタンクのメリット


ベアタンクは底砂やクリーナー生物を買う必要もありません。

小細工もしないので真っ向勝負!、魚と水の状態だけをチェックして管理します。

シンプルな設備の小型水槽ほど、ベアタンクは管理しやすくてオススメです。

飼育技術も向上するので、試してみてください。
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【海水魚】淡水浴の方法と注意点

海水魚の淡水浴の方法と注意点を紹介します。

手順を間違うと魚が死んじゃうので、間違えないように注意しよう。

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クマノミ「意味のない淡水浴はやめてぇ~。」

淡水浴について


海水魚の病気の治療・寄生虫の駆除ができます。

淡水浴は魚にダメージがあるので注意!。

ハナダイベラは淡水浴に弱く、半海水くらいの濃度でするのが安全です。

異常がない健康な魚に淡水浴をするのは、無駄なのでやめよう。

淡水浴の方法


  • プラケースに飼育水と同じ温度の水を入れる

  • 塩素中和剤を入れる

  • pH調整剤を入れて、飼育水と同じpHにする

  • エアーポンプで酸素を溶け込ませる

  • 魚をプラケースに移す(2分が目安)

  • 飼育水で水合わせ後に、水槽に魚を戻す




バケツよりプラケース


バケツよりプラケースのほうが、魚の様子をチェックしやすいです。

魚のサイズに合わせよう。



塩素中和剤を忘れずに


水道水は危険なので、塩素中和剤は必ず使おう。

アクアセイフ(エラを保護する)は逆効果なので、普通の塩素中和剤を使おう。



pHを合わせる


ペーハーショックにならないように、飼育水と同じpHにします。

pHを計るのも忘れずに!。



酸素を溶け込ませる


魚を移す前に、エアーポンプでブクブクしておくのがオススメ。

淡水浴中は魚の様子を見るのに邪魔だし、エアーポンプは切っておこう。

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本当に淡水浴は必要?


セラリンは緊急時以外は淡水浴反対派です!。

魚の体に白い膜が付いてる・寄生虫の疑いがある場合、この2つの条件だけ!。

それ以外で淡水浴なんてさせたくありません。

その淡水浴は本当に意味があるの?。

よく考えて自己責任でしてください。
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【海水魚】小型水槽向けの簡単な白点病対策!

海水魚の白点病について、簡単な予防と対策方法を紹介します。

病気といえば大半が白点病なので、病気が発生する前に対策しておこう。

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白点病について


魚の体に白い点が付き始めたら、白点病の初期症状です。

白点の寄生虫が水槽内に増えてくるので、症状が酷くなる前になんとかしないと!。

水槽全体に広がるので、白点を駆除して少なくしていくことを考えよう。

白点病の予防・対策


  • 殺菌マットを入れる

  • 殺菌灯を使う


治療はできないので注意!、初期症状くらいならなんとかなるかも!?。

日頃から殺菌マットなどを使用して、白点などの菌を駆除していくのが重要です。



殺菌マットがオススメ


小型水槽には、アクア工房の殺菌マットがオススメです。

外掛け・上部式フィルター用があるので、ろ過槽に入れるだけで大丈夫!。

殺菌マットを水が通り抜けるように設置しよう。

魚以外の生物に悪影響はないので、安心して使用できます。



殺菌灯について


殺菌灯は小型水槽にはオススメしません。

配管やポンプを繋げるなら水槽周りがごちゃごちゃするし、ある程度大きいので邪魔だし目立ちます。

価格も高い!、ランニングコストも殺菌マットが安上がり。

水の透明度が上がるので、性能で比べると殺菌灯のほうが上です。

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白点予防は大切!


白点病を制する者が、海水魚飼育を制することができるんです!。(本当だよ)

水槽を立ち上げたらすぐに殺菌マットを入れておこう。

後は定期的に交換するのを忘れずに。

セラリンなんて、殺菌マットを入れないと海水魚なんかやってられないよ。
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【海水魚】混泳が上手くいかないときの対処法

海水魚の混泳が上手くいかないときの対処法を紹介します。

攻撃されてる魚を発見したら、すぐに対策をしないと大変なことになるかも!?。

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海水魚の縄張り争い


基本的に海水魚は縄張り争いをします。

同じ種類の魚や似たような魚と喧嘩するのは、海水魚にはよくあることです。

小さな水槽では逃げ場もないので、弱い魚は集中的に攻撃されて弱ってしまいます…。

そうなると病気になったり、最悪は死んでしまうので対策しよう。



隔離ケースを使おう


攻撃されてる弱い魚を、しばらく隔離ケースに入れて様子を見るのが安全です。

隔離ケースは、価格も安くて中が見やすいものを選ぼう。

小型水槽だと隔離ケースが目立つけど、もう一つ水槽を増やすよりかは手軽だからね。

水槽に放す場合


魚の体力が回復・傷が治ってから、本水槽に放して様子を見よう。

水槽内のレイアウトは変更しておくのがオススメ。

新しい環境になると、縄張り争いがなくなる場合もあります。

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それでも喧嘩する場合


もうお手上げです…。

その魚のために水槽を増やすのも面倒だから、そこまで酷い喧嘩じゃないなら様子を見るのもありかな。

小型水槽は逃げ場がないので、ヤバそうならまた隔離ケースに入れてあげよう。



小型で綺麗な魚でも、気が荒すぎて混泳が難しいのがいます。

魚が攻撃されて弱る → 病気になる → 水槽全体に被害が出る → 崩壊

これは最悪のパターンだよ…。

そうならないように、混泳失敗したらすぐに対処するべきです。
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【初心者向け】小型水槽では飼育が難しい海水魚

小型水槽では飼育が難しい、初心者にはオススメできない海水魚を紹介します。

魚を新しく追加するなら参考にしてください。

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飼育の難しい海水魚・条件


  • 大型水槽が必要

  • 餌付けが難しい・冷凍餌がメイン

  • 病気になりやすい

  • 水質変化に弱い

  • 危険・噛みつく・毒があるなど


無理に飼育しても、すぐに死んでしまったり、他の魚に被害が出たりすると大変!。

小型水槽や安価な設備では、飼育しないほうが安全です。



チョウチョウウオの仲間


人気のチョウチョウウオ系の種類は、飼育が難しいのでオススメしません。

餌付けも難しく、最初は冷凍餌などで慣らす必要があります。

白点病にもなりやすく、対策しないとまともに飼育することができません。

種類によっては価格は安いけど、購入するなら注意しよう。



ナンヨウハギ


体の濃いブルーが綺麗な人気の魚です。

幼魚のチビちゃんが販売されてるけど、意外と大きくなるので注意しよう。

また水槽内では痩せやすく、色褪せもしてくるので植物性の餌と強い照明が必要です。

白点病にもなりやすく、初心者には難しいです。



カワハギの仲間


一部カワハギの仲間は、単独飼育以外ではオススメしません。

歯も鋭く力が強い、他の生物に噛みついたり食べたりするから危険!。

大きくなるので小型水槽では飼育できません。



ヒフキアイゴ


ユニークな口をした面白い魚です。

餌付けも簡単で、白点病にもなりにくいので飼育はしやすいけど要注意!。

ヒレに猛毒のトゲがあるので、扱いが難しく危険な魚です。

よく泳ぎ回るし成長すると大きくなるので、小型水槽では飼育できません。



フグの仲間


フグの仲間は癖が強いので、単独飼育以外ではオススメしません。

体内に毒がある種類も多く、水槽内で死んだら他の生物にも影響が出ます。

歯も鋭く、他の生物に噛みついたり食べたりするから危険!。

見た目の可愛さに騙されないようにしよう。



マンダリンフィッシュ


独特の色合いで動きも面白い魚です。

水槽内の微生物を食べるので、ライブロックを入れたリーフタンクでの飼育に向きます。

それ以外の水槽では、上手く飼育するのは難しいです。



その他


ウツボ、カサゴ、サメなど…。

他にも紹介しきれないほどの魚がいますが、危険な魚は気軽に購入しないようにしよう。

歯が鋭く!、噛む力が強い!、毒がある!、大きくなる!、他の生物を食べる!。

こういう魚には注意しよう。
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【初心者向け】小型水槽でも飼育が簡単な海水魚

小型水槽でも飼育できる、初心者向けの海水魚を紹介します。

魚を新しく追加するなら参考にしてください。

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初心者向けの海水魚・条件


  • 小型水槽で飼育できる

  • 餌付けが簡単・人工飼料を食べる

  • 基本的に丈夫

  • 害がない・噛みつく・毒があるなど

  • 価格が安い(3,000円以下)

  • 色がカラフルで綺麗


初心者にオススメするなら、この条件を満たしている魚から選んでいきます。

購入するなら幼魚サイズの元気なチビちゃんにしよう。



シリキルリスズメダイ


体のブルーと尾びれのイエローが美しいスズメダイ。

セラリンが大好きな魚で、パイロットフィッシュにもオススメ!。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



ルリスズメダイ


まさに海水魚って感じで、体のブルーが綺麗なスズメダイ。

シリキルリよりも少しだけ大きくなります。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



デバスズメダイ


グリーンの色が少し地味なスズメダイ。

基本的に丈夫ですが、スレに弱いので網で捕まえるなら注意しよう。

温和なのでパイロットフィッシュにもオススメ!。



ミスジリュウキュウスズメダイ


白と黒の縞模様が綺麗なスズメダイ。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



ヨスジリュウキュウスズメダイ


白と黒の縞模様が綺麗なスズメダイ。

ミスジリュウキュウスズメと違って、こちらは尾びれが黒くなります。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



ミツボシクロスズメダイ


体全体が黒く白いスポットがあるスズメダイ。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



ロイヤルダムセル


体半分のブルーとイエローが美しいスズメダイ。

シリキルリよりもレアで価格も少し高いのが残念です。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



トールボッツダムセル


体のピンクと頭部のイエローが綺麗な小型のスズメダイ。

スズメダイの仲間は気が荒いので、同種や他のスズメダイとの混泳に注意!。



カクレクマノミ


オレンジの体に白いラインが美しい人気のクマノミ。

意外とデリケートで状態が悪い個体も多いので購入するなら要注意!。

体表に白点・薄い膜が付いてないかは確認しよう。

ペアで飼育すると、性転換してメスだけ体がデカくなります。

クマノミの仲間はイソギンチャクと共生するけど、イソギンの飼育は難しいよ!。



ナミクマノミ


黄色と茶色の体に白いラインが美しい、通常のクマノミ。

カクレクマノミよりも大きくなり、成長すると気も荒くなります。

クマノミは意外とデリケートなので、体表に白点・薄い膜が付いてないかを確認しよう。

ペアで飼育すると、性転換してメスだけ体がデカくなります。



ハマクマノミ


真っ赤な体と白いラインが美しいクマノミ。

カクレクマノミよりも大きくなり気が荒いので、混泳(とくに同種・スズメダイ含めて)には注意!。

クマノミは意外とデリケートなので、体表に白点・薄い膜が付いてないかを確認しよう。

ペアで飼育すると、性転換してメスだけ体がデカくなります。



スパインチークアネモネフィッシュ


深紅の体に白いラインが綺麗なクマノミ。

カクレクマノミよりも少しだけ大きくなり、成長すると気も荒くなります。

クマノミは意外とデリケートなので、体表に白点・薄い膜が付いてないかを確認しよう。

ペアで飼育すると、性転換してメスだけ体がデカくなります。



ルリヤッコ


薄暗い紫が綺麗な小型ヤッコの入門種。

産地によっては、紫や橙色が濃くなり体色が美しくなります。

同種・ヤッコ同士では激しく喧嘩をするので注意!。

サンゴ水槽には向きません。



ヘラルドヤッコ


体全体がイエローの綺麗な小型ヤッコ。

コガネヤッコと似てるけど、こちらのほうが価格も安くて飼育も簡単。

同種・ヤッコ同士では激しく喧嘩をするので注意!。

サンゴ水槽には向きません。



クロシテンヤッコ


黒と白の体に黄色い尾が綺麗な小型ヤッコ。

基本的にタフで丈夫。

同種・ヤッコ同士では激しく喧嘩をするので注意!。

サンゴ水槽には向きません。



ソメワケヤッコ


体半分が黄色と紺色の美しくて可愛い小型ヤッコ。

注意!、小型ヤッコの中では少し大きく、デリケートで餌付けも難しいです。

水槽に慣れてしまえば飼育は簡単、価格も安いので良い個体を見つけたら挑戦する?。

同種・ヤッコ同士での混泳に注意!、サンゴ水槽には向きません。

セラリンの一番好きな魚なので挑戦してみてね。



アカネハナゴイ


体のレッドとイエローが美しいハナダイの入門種。

そこまで餌付けも難しくなく、水槽に慣れたら基本的に丈夫です。

ハナダイは群れで生活するけど、この魚種1匹だけでも飼育可能。

気の荒い魚との混泳には注意!。



インドキンギョハナダイ


インド洋産の美しいハナダイ。

オスとメスを比べると、オスのほうが体色が濃くなり鮮やかになります。

ハナダイは群れで生活するけど、この魚種1匹だけでも飼育可能。

同種のオス同士で喧嘩するのと、気の荒い魚との混泳には注意!。



クレナイニセスズメ


体全体に紫が美しいニセスズメ。

気が荒すぎるので、小型水槽での混泳(同種・他種)は不可能だと考えてください。

小型サンゴ水槽を華やかにする魚として、単独飼育をオススメします。



カンムリニセスズメ


紫と黄色のツートンカラーが美しいニセスズメ。

気が荒すぎるので、小型水槽での混泳(同種・他種)は不可能だと考えてください。

小型サンゴ水槽を華やかにする魚として、単独飼育をオススメします。



バイカラードティーバック


体半分の紫と黄色のツートンカラーが美しいニセスズメ。

気が荒すぎるので、小型水槽での混泳(同種・他種)は不可能だと考えてください。

小型サンゴ水槽を華やかにする魚として、単独飼育をオススメします。



コガネキュウセン


全身がイエローの綺麗な小型のベラ。

夜は砂に潜って眠るので、細かなサンゴ砂を敷いておこう。

ベアタンクでの飼育は可哀想かも…。

基本的に温和、同種やベラ同士で喧嘩するかもしれないので注意!。



ニセモチノウオ


とってもカラフルで綺麗な小型のベラ。

ヒラムシを食べてくれるので、ライブロックを入れたサンゴ水槽などで大活躍します。

砂に潜るタイプのベラではないので、底砂を敷かなくても飼育可能。

基本的に温和、同種やベラ同士で激しく喧嘩するので注意!。



ラボックスラス


赤みのあるカラフルな小型のイトヒキベラ。

産地によって色合いが違ってきます。

砂に潜るタイプのベラではないので、底砂を敷かなくても飼育可能。

基本的に温和、同種やベラ同士で激しく喧嘩するので注意!。



ハタタテハゼ


ユニークな姿をした小型のハゼ。

飛び出しやすいので、必ず水槽上部にフタを設置しよう。

砂を口に入れるベントス食性のハゼではないので、底砂を敷かなくても飼育できます。



マンジュウイシモチ


少し地味?、不思議な体色のテンジクダイ。

この魚は群れで生活するけど、この魚種1匹だけでも飼育可能。

温和なので他種との混泳も問題なし、逆に攻撃されないように注意してあげよう。



キンセンイシモチ


少し地味?、体の輝く横線が綺麗なテンジクダイ。

この魚は群れで生活するけど、この魚種1匹だけでも飼育可能。

温和なので他種との混泳も問題なし、逆に攻撃されないように注意してあげよう。
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【海水魚】水質測定キットは必要なの?

海水水槽で使用する水質測定キットについて、必要性と効果を紹介します。

初心者の人は、失敗しないためにも用意しておくべきです。

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水質測定キットの効果


  • 飼育水の状態が細かくわかる

  • 水替えのタイミングがわかる

  • ろ過が機能しているかチェックできる


とくに立ち上げ初期はバクテリアも少ないので、魚には危険な環境となります。

数日おきに水質を測定すると、水が汚れすぎる前に換水ができます。



魚が死んだ場合


立ち上げ初期のパイロットフィッシュが死んだ場合は、新しく魚を入れる前に水質を測定しよう。

バクテリアも少ないので、水が汚れすぎて亜硝酸(硝酸塩)の濃度が高くなりすぎたのが原因かもしれません。

生物ろ過が機能してない可能性もあるので、最悪は水槽のリセットになるかも…。

海水魚はデリケートなので、水質関係なく死んじゃう場合もあります。

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初心者の人は必要


初心者の人は、念のために水質測定キットを用意しておこう。

セラリンレベルまで修行すれば、水質キットなんか使わずに魚と水の状態だけで危険度がわかるよ!。(本当だよ)



テトラのテスト 5in1 マリンがオススメ


水に入れるだけで簡単に測定できるタイプが便利です。

ペーハー、炭酸塩硬度、カルシウム、亜鉛酸塩、硝酸塩の5つを測定できるテトラの測定キットがオススメ!。

いろんなメーカーがあるので、使いやすくて信頼できる製品を選ぼう。

間違って淡水用を買わないように注意しよう。
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