海水魚水槽を立ち上げるまでの手順を紹介します。

小型水槽でシンプルに飼育する初心者向け、最低限の知識だけは覚えておこう。

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海水魚飼育に必要な機材と用品はこちら

海水魚水槽・立ち上げ手順


  • 水槽を設置して水を入れる

  • 塩素中和剤を入れる

  • 人工海水の素を入れる

  • 水を混ぜて比重を計る

  • フィルターの設置・作動

  • ヒーターの設置・作動

  • 水温計の設置

  • サンゴ岩・人工ライブロックを入れる

  • ライト・ガラス蓋などの設置

  • 機材のチェック・完成


簡単に立ち上げ手順を紹介すると、こんな感じになります。

それでは詳しく解説します。

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水槽を設置


水槽の設置場所はちゃんと決めておこう。

水替えのときに海水をこぼすかもしれないので、電化製品の近くは避けるべきです。

海水を作る


水槽に水を入れてから、塩素中和剤と人工海水の素を入れます。

水温24度前後で、比重1.0211.024にする。

  • 生体が入ってる水槽に、人工海水の素を直接入れるのは絶対にダメ!


フィルターの設置


フィルターを設置して作動させよう。

最初は水が濁ってるけど、フィルターを作動して次の日には透明になります。

ヒーターの設置


ヒーターを設置して、水温が24度前後になるように設定しよう。

水を入れて海水の素が溶けてから設置。(空焚きに注意!)

サンゴ岩などを入れる


水槽に魚の隠れ家を入れるなら、サンゴ岩や人工ライブロックがオススメです。

本物のライブロックは、海の生物がたくさん住み着いてます。

上質の物は高価で扱いも難しく、今回は使用しないことを前提に紹介してます。

機材の確認


ライトを設置したら点灯、全ての機材がちゃんと作動してるかを確認しよう。

(まだ水槽には生物がいないので、ライトは消すように…コケ対策)

問題がなければ、これで海水水槽のセッティング完了です。

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最初の魚を入れるまで


2日くらいで海水が透明になり『水温・比重・pH』も安定します。

次はパイロットフィッシュを1匹だけ水槽に入れてみよう。

淡水以上に海水魚はデリケートなので、最初は丈夫な魚を1匹だけで飼育します。

しばらくするとバクテリアも増えてきて、魚を飼育できる環境が整います。

最初の魚を水槽に放すときって、ドキドキワクワクするよね!。
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