海水魚水槽のパイロットフィッシュについて、小型水槽向けに紹介します。

パイロットフィッシュとは、水槽を立ち上げたときに最初に入れる魚のことです。

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パイロットフィッシュの条件


  • 基本的に丈夫

  • 餌付けが簡単(人工飼料を食べる)

  • 価格が安い

  • 色がカラフル

  • 小型魚(購入するなら幼魚2cm以下)


この条件に当てはまる魚は、スズメダイの仲間になります。

ルリスズメダイとか、海水魚を取り扱ってるショップならどこでも売ってるはず。



シリキルリスズメダイ


セラリンは、シリキルリスズメダイをオススメします。

スズメダイの中でも小型、体のブルーと尾びれのイエローが美しいスズメダイです。

水槽に複数匹入れると喧嘩するので、必ずチビちゃんを1匹だけ入れよう。

パイロットフィッシュの役目が終わっても、水槽を飾る美しい脇役(残飯処理係)として活躍してくれます。

購入する場合の注意点


  • 2cmまでの幼魚サイズ

  • 元気に泳いでる・体表に傷はない


通販で購入する場合


通販で購入するならサイズ指定ができないことが多いので注意!。

例えば、「お送りする個体は2~5cm」の場合なら

可愛いチビちゃんと成長したフルサイズの差があります。

小さくて元気な個体ならいいけど、できれば自分の目で見てから購入したいね。



カクレクマノミを飼育する場合


カクレクマノミを飼育したくて水槽をセットするなら、最初に入れても大丈夫です。

もちろん幼魚サイズのチビちゃん1匹だけ。

先にスズメダイ、後からクマノミなら喧嘩ばっかりするかもしれないので…。

メインの魚によっては、それをパイロットフィッシュにすることもできます。

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最初の魚選びは重要!


最初に入れる魚は、後から追加する魚のことも考えて選ぼう。

海水魚はデリケートなので、選択を間違うと飼育に失敗してしまう可能性が高いです。

バクテリアを増やしながら飼育に慣れるまで、チビスズメダイ1匹だけで頑張ろう!。

4週間くらい飼育してから、メインの魚を水槽に入れよう。

のんびり飼育するのが一番安全だよ。
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